新潟県スポーツ公園(デンカビッグスワンスタジアム、HARD OFF ECOスタジアム新潟)
予約のWeb化により、施設利用の拡大と利用者の利便性向上を実現
- 課 題
- 利用者は施設の開館中にしか予約することができず制約が多い
- システム導入コストが高い
- 予約開始日など、スタッフは電話対応のみに追われてしまうことがある
- 成 果
- 利用者がいつでもWeb予約できることにより利便性の向上、施設利用の拡大へ
- 初期費用を抑えて信頼性と安定性のある施設予約サービスを構築
- 電話予約応対を廃止し、スタッフは他の業務対応が可能
お客様が抱えていた課題
さらに利用しやすい公園を目指して
アルビレックス新潟・都市緑花センターグループ様は、スポーツ イベント運営のプロである株式会社アルビレックス新潟と、都市緑化等の普及啓発と公園管理を行っている公益財団法人新潟県都市緑花センターによって構成されたグループで、平成 19 年度 (2007 年度) から新潟県スポーツ公園の指定管理業者として管理および運営を行っています。
デンカビッグスワンスタジアムや HARD OFF ECO スタジアム新潟など、多数のスポーツ施設や会議室、レストハウスなどを持つ新潟県スポーツ公園では、これらの施設の予約を電話で受けて台帳で管理していました。しかし、施設利用のニーズが増える一方、キャンセル連絡を受けた、受けないといったトラブルなども発生していたため、何らかのシステムを導入する必要を感じていらっしゃいました。
アルビレックス新潟・都市緑花センターグループ様がこのような課題を抱える中、ソリマチ技研が他県の「施設予約サービス」を構築したという新聞記事を目にし、弊社にご連絡いただいたことがきっかけとなります。
ソリマチ技研を採用したポイント
採用に至った経緯としては、
・クラウド上でのシステム構築による初期投資の抑制
・Azureをを使用した柔軟なシステム開発と信頼性の高さ
・施設ごとに利用規約や予約条件が異なる中での細やかな対応が可能
という点が、ポイントとなったそうです。
Web 予約システムが欲しいという利用者の声がある中で、地元のソリマチ技研が公共施設の予約サービスを構築していること、契約期間がある指定管理者にとって初期費用を抑えられるという提案にメリットがあり導入を決意されたそうです。
【成果】ソリマチ技研のソリューション
利用者がいつでもWeb予約できることにより利便性の向上、施設利用の拡大へ
利用者は24時間いつでも予約を取ることが可能となった他、空き状況も確認出来るようになり前日や当日の予約が増えるようになった。
初期費用を抑えて信頼性と安定性のある施設予約サービスを構築
契約期間がある指定管理者にとって、初期投資をかけてシステムを構築しても、次の期に指定管理者に選ばれなければ無駄な投資となります。
クラウドサービスを活用している本予約サービスは初期投資を抑えられ、導入メリットに繋がりました。
電話予約応対を廃止し、スタッフは他の業務対応が可能
Web予約に一本化したことで、繁忙期では1週間に140件以上あった電話応対の時間を業務に充てることが可能となった他、窓口対応している間に電話を取り損ねてしまう機会ロスも無くなりました。
導入した製品
スポーツ施設や文化施設の予約・抽選申込を行うクラウドサービス
予約・抽選などの窓口業務、収納業務をワンストップに実現
キャッシュレス決済対応可能
導入後の様子
使いやすい利用へ
これまで申し込み、支払いの都度、来館する必要がありましたが、サービス導入によりWebからエントリーするだけで、利用日当日まで来館する必要がなくなり、利用者は大変使いやすくなり、施設利用拡大に繋がっています。
新たな施設利用を目指して
今回の導入をきっかけとして、本サービスとソリマチ技研の製品を連携させ、施設利用の自動化やさらなる利便性向上を図るなど、より施設管理者、利用者の方に使いやすいサービスを目指して参ります。
新潟県スポーツ公園(デンカビッグスワンスタジアム、HARD OFF ECOスタジアム新潟)
新潟県スポーツ公園
https://niigata-sportspark-nexres-portal.azurewebsites.net/
〒950-0933
新潟県新潟市中央区清五郎33-1
025-286-1080(鳥屋野潟スポーツ公園事務所)
指定管理者 アルビレックス新潟・都市緑花センターグループ
開園 平成10年(1998年)
新潟県新潟市中央区にある鳥屋野潟を取り囲むように整備された新潟県立鳥屋野潟公園の3エリアのうち、デンカビッグスワンスタジアムとHARD OFF ECOスタジアム新潟周辺エリアの公園です。
新潟県スポーツ公園は県民のニーズに対応したスポーツレクリエーションの活動の拠点として豊かな緑の中を幅広い年齢層に対応した総合スポーツゾーンとして整備されました。
平成10年に開園して以来、より多くのニーズに対応できる公園へと育まれ、現在ではビッグスワンスタジアムや県立野球場などを含め67.36haが開園しています(平成31年3月15日)。
園内には大規模スタジアムの他、多目的運動広場や遊具エリアなどで運動・遊びが楽しめ、自然生態園やながたの森などでは自然を身近に感じられるなど、多彩なエリアで構成されています。