キャッシュレス利用によるメリット

本セミナーでは決済に関する最新事情を知っていただき、 今後皆様が何を備えていけば良いのかを専門家にと一緒に考えていけるような内容で開催いたしました。

• キャッシュレスの環境の把握

  日本のキャッシュレス決済比率はコロナ禍でも順調に成長してきていますが、韓国や中国など他の主要国と比較すると、まだまだ低い数値であることには変わりません。店頭での対面決済にはまだ成長の余地があり、現金派の消費者とキャッシュレスを導入していない店舗というのは今も存在しています。このような状況で、キャッシュレス事業者はどのようにキャッシュレスを推進していくべきかをお話ししていただきました。

• キャッシュレスの新しい潮流

  「CBDC」と「BNPL」は、これからのキャッシュレスの新しい潮流として注目されています。CBDCは昨今よく取り上げられる仮想通貨と同様の文脈で語られることもありますが、実は全くの別物なのです。BNPLのマーケットについては予測が難しいですが、コロナ禍で成長するEC市場において重要な要素となるため、三井住友カード様では今後も注目していくそうです。

• キャッシュレスの真の意味とは

  会計や決済にはそもそも何の付加価値もなく、買い物や病院における待ち時間等のストレスであり、キャッシュレスの真の意味は、こういったストレスを取り除き、さらにはその余白を付加価値に変えていくことにあります。これを踏まえた上でサービス業や接客業でこの付加価値を顧客に与えるために、キャッシュレス事業者はどうすべきなのでしょうか。実例を交えながらキャッシュレス事業者の役割について説明していただきました。