企業間取組

東急ハンズのロゴ & ソリマチ技研のロゴ

流通小売の未来展望について

2020年の小売業はどのように変わっていくか、さらに東急ハンズ社との取り組みを通じて、 その取り組み方やソリマチ技研に対する印象を伺いました。

  • 2020年の小売業はどのように変わっていくと思いますか?
    2020年は大きく3つ、今より進化することがあると思います。1つ目が決済、2つめがスマホ利用、3つ目が物流になるかと思います。決済では、Apple Payは当然ながら入っているでしょうし、中国のWeChat PayやAilpayなど、決済手段がどんどん増えていくでしょう。尚且つ指紋認証やセキュアな決済手段がどんどん増えていく事になるかと思います。オリンピックもあり、海外でお客様がAilpayや色々使いたいなどとありますから、小売業も決済手段を準備する必要があると思います。2つめのスマホ利用においては、商品がどこのお店にあるかという在庫検索を含め、スマホを使ってお客様が店に行くということが増えるかと思います。そのため、我々小売業もスマホ対応でどんどんやっていかなければならないと思います。3つ目の物流において、お客様が受け取るときに例えばネットで頼んで店舗に受け取りに行く、自宅にいないからロッカーにボックスに入れてもらって我々がロッカーに取りに行くという方法があるかと思います。さらに例えば、インバウンドやオリンピックなどですと、我々小売業からお客様が宿泊しているホテルに送るという事もあると思います。そのため、商品を店頭で受け取る以外の物流網というのを構築していく必要があると思っています。
  • 今後のソリマチ技研に期待する事は?
    ソリマチ技研の社風もあるとは思いますが、自分たちの資産・メリットを押し込む・売り込むという形ではないので、新しいモノ・新しい技術・新しいインターフェイスを作っていこうというのは非常に面白そうだからやってみよう、という会社なので、今まではPOSといえば決済をする場所だったが、今後はもしかしたらコミュニケーションをする場所、お客さんにプロモーションする場所に変わっていくと思います。決済というPOSを中心としながら、どんどん機能を拡充していきたいので、そこに要所要所でソリマチ技研に入って開発してもらいたいと考えています。

インタビュー動画2016年2月撮影(肩書は当時のものです)

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