株式会社ロッキー
フルセルフPOS活用による新たなお買い物スタイルを実現
- 課 題
- 未稼働POSが増加し再活用したい
- ピーク時にレジ会計待ち行列が発生
- rOOCaの利用率を上げたい
- 成 果
- フルセルフPOS化による無人稼働が可能に
- レジ業務の省力化、お客様の好みに合わせたお買い物スタイルを実現
- 利便性の向上と囲い込みを実現
株式会社ロッキー
情報システム部 ジェネラルマネージャー豊岡 祐治氏
株式会社ソリマチ技研
ソリューション事業部 統括マネージャー磯部 章
お客様が抱えていた課題
IT活用による業務効率化
熊本県内25店舗のスーパーを出店しているロッキー様は、地域に根差したスーパーを目指していらっしゃいます。
出店先は、近所の年配者の方も徒歩圏内で買い物ができる場所を中心としており、近年総菜の工場も自社で完備し、お弁当や総菜を安価で多品目、お客様へ提供されているそうです。
近年、小売業界では人手不足が課題となっており、ロッキー様においてもオペレーションの効率化とサービス向上の課題に直面されておりました。
ロッキー様では、ITなどの先進分野に積極的に投資を進め、
・面倒なオペレーションを自動またはシステム化
・従業員の労働時間を短縮する、など
従業員の方々が笑顔で働ける職場づくりを推進されていました。
そこで、さらにハードの稼働率をアップさせ、業務の省力化、人員配置の見直しのため、既存のPOSを「フルセルフPOS」として稼働させることを決定し、今回のプロジェクトが発足されました。
これまでロッキー様には弊社UNITEを長年ご利用いただいており、今回のプロジェクトにもお声がけいただくことができました。
※ロッキー様では「UNITE R2POS」をご利用いただいております。
ソリマチ技研を採用したポイント
採用に至った経緯としては、
・既存のPOSシステムからの流用ということでイメージができた
・セルフPOSに関するノウハウがあり、プロジェクトのスピード感があった
・画面デザインを共に検討することで一体感があった
という点がポイントとなりました。
特にデザイン部分は稼働後も変更することが容易にでき、コスト削減にもつながるメリットもあります。
ロッキー様ではこれまで長くソリマチ技研の製品をご利用いただいており、保守や提案にも評価をいただいているということでした。
【成果】ソリマチ技研のソリューション
フルセルフPOS化による無人稼働が可能に
フルセルフPOSにすることで、レジ業務を省力化することができ、従業員が他の業務に集中して対応することが可能となりました。
レジ業務の省力化、お客様の好みに合わせたお買い物スタイルの実現
セルフPOSを導入し、有人レジと併設することで、レジのスタッフを増員することなく、ピーク時のレジの待ち時間の課題を解決しました
キャッシュレス専用セルフPOSによるハウスカード利用率アップ
支払い方法をキャッシュレスに限定することで、ハウスカードである「rOOCa」の使用率が上がり、また従来に比べ客単価が10%(従来POS比較)アップしました。
導入した製品
お客様の笑顔は小売店舗スタッフの笑顔から
かんたん操作で高機能
ほしいデータにいつでもアクセス
導入後の様子
新たな発見
セルフPOSなどの最新技術を使ってくださるのは若い方が中心となるというイメージがあったのですが、店舗で見ているとご年配の方々も利用してくださっている姿を見て、セルフPOSの普及を感じていらっしゃるそうです。 また、利用状況を解析してみるとセルフPOS利用者は有人のPOS利用者に比べ、「しっかりと買い物をするお客様が多い」という結果が分かってきました。今後はこの情報を活かしたイベントをどんどん発信して、さらなるお客様へのサービス向上を目指していきたいということです。
優しい店舗づくりを目指して
今回のセルフPOS導入を機会に、人員配置の見直しを行い、より一層お客様に優しい店舗づくりを目指していらっしゃいます。
株式会社ロッキー
株式会社ロッキー
http://www.e-rocky.co.jp/index.html
〒861-2235 熊本県上益城郡益城町福富1107
代表取締役社長 竹下光伸
創業 昭和28年(設立 昭和55年)
資本金 2億6,187万円
社員数 907名(2020年現在)
<概要>
株式会社ロッキーは「地域に雇用と経済で貢献し、食料と飲み物を絶やさない仕事」を目標とし、熊本県のみで25店舗を展開している、熊本県に根ざしたスーパーです。