導入実績紹介

株式会社伊東屋

多様な販売/接客スタイルに対応した高機能POSの導入によるサービス品質向上

課 題
  • 多様な販売や接客スタイルへ対応したい
  • POSシステムを一新し、保守や拡張対応を迅速に行いたい
  • 既存システムとの複雑な連携も対応できる拡張性が必要
成 果
  • ビジネスモデルの成長を踏まえたシステムアーキテクチャー設計を採用
  • マルチハードウェアにより最適な販売、接客スタイルを実現
  • UNITEPOS標準機能装備による最小限の機能拡張
  • 株式会社伊東屋
    取締役

    松井 幹雄

  • 株式会社ソリマチ技研
    ソリューション事業部 統括マネージャー

    磯部 章

お客様が抱えていた課題

「毎日来ても心地良い」売り場を目指して

文房具専門店である伊東屋様では、これまで使用してきた据え置き型のPOSシステムの老朽化に伴い、POSシステムを一新することを検討されておりました。

伊東屋様の店舗は、銀座本店では専門的な商材を取扱うフロアに分けられている、一方、100坪超の支店では全商品郡が取扱商品であることや、セレクトショップ型の小規模店舗といった様々な店舗形態があります。
そのため、多くのお客様を素早く決済することや、一方、接客をしながら決済をすることでサービスレベルを上げていくことが求められています。
さらに、年末繁忙期には多くの一時的なアルバイトが働くことになり、POS操作の教育コストに関する課題もあります。

また、企業独自の会員管理、承りシステムとの連携、店頭での掛売販売、免税、リアルタイム在庫更新など機能追加ができることや、50万件を超えるPLUおよび、多量なトランザクションを処理できるシステムであることが求められました。

このような業務においては、拡張性の高いシステムを構築できるパッケージであることと、据え置き型POS/モバイル型POS/セルフ型POSと様々な形のハードウェアに一つのシステムで対応できる必要がありました。

伊東屋様が「リテールテックJAPAN」(2017年)に新しいソリューションを探している中で、「Microsoftブース」にてソリマチ技研のUNITE POSを紹介いただき、新しいコンセプトの製品があることを知り、お付き合いが始まりました。
その後、伊東屋様の考える「新しい店舗業務」を実現するため、弊社UNITEの提案や打ち合わせを重ね、2018年1月に契約に至りました。

ソリマチ技研を採用したポイント

採用に至った経緯としては

・ハードウェアに依存しないシステムであること
・標準機能が充実していること
・POS画面が直感的で使いやすいこと
・カスタマイズに制限が少ないこと

という点が、ポイントとなったということです。
また、提案の中では顧客視点を重視し、お客様の要求を満たしながら、最小限の導入費用となるような検討をしたこと、ソリマチ技研が持つ過去のPOS製品のノウハウや協議会活動の取り組みも評価していただきました。

こうして、伊東屋様と一緒に「新しい価値」を形にしていこうというパートナーとして選定していただきました。

【成果】ソリマチ技研のソリューション

導入の流れ

2020年7月、旗艦店である銀座本店を先行店としてスタート、翌8月には13店舗へリリースを行い、現在に至る。ハードはヒューレットパッカード「HP Engage one」、Microsoft「Surface Pro 7」を使用しての導入となった。

POSシステムの保守、対策をスピーディーに実現

多種多様な業種に導入しているUNITEシリーズのパッケージをベースとして導入することで、店舗オペレーションの課題解決が迅速に対応でき、導入後の改善もスピーディーに実施いただいています。

タブレットPOSの使用による接客改善

高級筆記具などの売り場近くで、接客と会計を一括で行えるようになり、よりお客様に寄り添った接客サービスを実現しました。

新しいPOSシステムによる業務定義により販売員の作業効率化

レジ客数が多いフロアなどでは、お客様の待ち時間軽減をするため、タブレットPOSを前捌きPOSとして活用することで、レジ要員の効率的な人員配置を可能にしました。

導入した製品

  • お客様の笑顔は小売店舗スタッフの笑顔から

  • かんたん操作で高機能

  • ほしいデータにいつでもアクセス

導入後の様子

事業成長のためのパートナーとして

当初の予定の通り、同一システムでマルチデバイス化ができ、設置型POS/モバイル型POSの運用も開始できました。 以前のPOSよりも画面がみやすく、レジ店員が操作判断を迷うことが少なくなり、お客様をお待たせする時間も少なくなったように感じていらっしゃるそうです。 また、店舗教育にかかるコストを削減でき、徐々に効果が見え始めています。

今後の店舗のあり方

今後、新型コロナの影響により店舗のあり方も更に変わってくることが想定されています。 次期フェーズのセルフ型POSの導入など、より心地良い店作りに向けて乗り越えるべき課題に対し、今後ソリマチ技研とともに取り組んでいきたいとおっしゃっていただいております。

株式会社伊東屋


株式会社伊東屋
https://www.ito-ya.co.jp/
〒104-0061 東京都中央区銀座2-7-15
03-3561-8311

代表取締役社長 伊藤 明
創業 明治37年(1904年)6月16日
資本金 1億円
社員数 595名

1904年(明治37年)創業の株式会社伊東屋は、いつの時代でも「一歩先の新しい価値」をお伝えする文房具の専門店で、日本だけでなく世界中で「よいモノだけを揃えた店」を目指している。


<MISSION(伊東屋の使命)>
クリエイティブな時をより美しく、心地よく

<VALUE(大切にしたい価値観)>
新しいコトやモノの発見ずっと使い続ける人との関係を大切にする

<VISION(目指す世界)>
毎日来ても心地よく、笑顔になれて、新しいインスピレーションを得られる店

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